2011年12月12日月曜日

第26音 出水のツル

2011年11月、音風景を聴く為に、鹿児島県は出水までやってきた。
今回は、ツルの鳴き声である。


北九州から鹿児島まで九州の西側を貫く国道3号線を南へ走る。
本日は快晴なり、気持ち良い。


熊本県水俣を出て、出水市に入り少し進むと、西側に水田地帯が広がる。そこはもうツルの渡来地である。




第一ツル、発見!
鳴いてくれ!と願うも。。。




いつまで経っても鳴かないので、仕方なく案内に従って進むと、やがて見えて来る「ツル観察センター」の文字。




道路の両脇は水田地帯。いかにもツルが渡来し群生していそうな気配。


そして、ツル観察センターに着いた。
ここからは動画でお楽しみください。
(※ぐだぐだなのでノンビリご鑑賞下さい)




しかし我ながらクマのようですね。
ツアーに出てから太ってしまったという噂は本当でした。


というわけで、われわれは、ツルの群れを探しに車を走らせました。
廻りをすべて水田に囲まれたのどかな道を走った先には、ツルの観測所が。




おじさんが観測してました。


さあ、それではお聴き頂きましょう!
これが、音風景100選の一つに選ばれた「出水のツル」の鳴き声です!





[音風景データ]
「出水のツル」
採取した日:2011年11月7日
場所:鹿児島県出水市
採取難度:★★★☆☆

聴き方:鶴が飛来する秋から冬にかけて行けば聴ける。


[周辺]
■湯川内温泉かじか荘 300円
湯船は別棟で二つあり、上の方にある比較的小さな湯船に浸かった。木枠がしつらえてる湯船だが、下にはごろんと岩がいくつかおいてあり、その下は砂地になっている。そこから直に温泉が湧き出ていて、ぽこぽこと泡が湧き出る。青みがかった透明で、実に美しい湯であり、まるで湯がないようだ。硫黄泉。ぬるいが、長く浸かれば芯まで暖まる。飲泉でもあり、温泉に入った人はいくらでも汲んでいって良い。宿の方は「これでコーヒーいれると美味しいよ〜」というので飲んでみたが、硫黄臭がキツくあまり美味しくなかった。これから何日かはこれで料理するのか〜と憂鬱ですらあった。が、一晩明けると、不思議なことに硫黄臭が抜け、なんとも美味な水になっていた。もちろんコーヒーもお米も美味しかった。